Covid-19によるパンデミックの功罪

2019年11月頃に最初に感染者が確認され、2020年3月11日にWHOのテドロス事務局長により新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック(世界的な大流行)に至っているとの認識が発表されてから、間もなく1年が経とうとしています。

日本でも緊急事態宣言が出され、飲食業・観光業を中心に経済的に大きな大打撃を受けました。

外出が自粛され、企業もテレワークを導入するなど働き方改革が起きました。

これを機に、わざわざ出勤しなくても業務が遂行できたり、通勤時間がなくなること等で業務効率が上がったりしたことで、家賃の高い首都圏から移住する人々や企業が出てきました。

これは一過性のものではなく、コロナ禍が収束した後でも続くものと考えられます。

コロナ危機はこれから始まる

緊急事態宣言解除後、日本国民は何か気持ちが緩んだようになっていますが、世界ではまだまだ新型コロナが猛威をふるい、国内でも第2波、第3波が始まっています。

各国政府の経済対策(税金のばらまき)により、一時的に企業の倒産は抑えられていますが、財政には限界があるため、【規制緩和 ➡︎ 人の移動 ➡︎ 感染拡大 ➡︎ クラスター発生 ➡︎ 規制強化または自粛 ➡︎ 倒産または休業】と続きます。

世界の経済は繋がっているため、海外で倒産が始まれば、それに伴い連鎖倒産が始まり、そして取引先である日本企業も連鎖倒産に追い込まれます。

飲食業や観光業が今はクローズアップされていますが、今後は更に一般企業にも飛び火することが予想されます。

Withコロナ・Afterコロナ時代の新様式

様々な変化が起こった

このように、これからの時代は新しい働き方や生活の仕方など、今までと違った様式になっていきます。

「ソーシャル・ディスタンス」という名の下に、様々な形態が変わることになりました。

生活スタイルが変わるということは、それに合ったビジネスモデルが出来上がり、業績を伸ばしていくことになります。

実際、テレワークの普及によりZOOMが利用者を一気に増やし、業績を伸ばしたり、それに伴う機器が売上を拡大しました。

また、EC業界(ネットショップ)も利用者が大きく増え、業績を一気に伸ばしました。

Uber Eats出前館などの宅配サービスも範囲を拡大し、新たな雇用が生まれました。

ピンチとチャンス

以前の型にとらわれた経営者のお店は売上が激減し新しい発想で変化を受け入れた経営者は、これをチャンスに業務拡大することができました。

つまり、これから生き残れる人は「変化に対応できる発想の豊かで、ピンチをチャンスに変えられる人」になります。

今までの仕事の仕方にとらわれることなく、新しいビジネスチャンスに挑んでみましょう。

貯金はどんどん減っていく

あなたの仕事もいつなくなるかわかりませんし、いつ休業して収入が減るかわかりません

収入が途絶えた時、それまでの貯金はあっという間に減っていきます。

貯める時は時間がかかっても、減る時は本当にあっという間です。

経験したことがある人はわかると思うのですが、毎月収入があるというのは貯金があるよりも、生活する上で精神安定上本当に大切です。

私も脱サラし、起業してから健康上の理由で働けなくなったことがありました。

脱サラとは自分が働けなくなった時のリスクが伴いますので、脱サラを決してお勧めはしません

しかし、サラリーマン、労働収入だけでは、今後どうなっていくかも不安がつきまといます。

毎月の収入がなくなる前に、毎月入る収入源を複数持つことが非常に重要です。

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